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2002年10月27日 (日曜日)

杭州と上海の渡航レポート - 1.日々の雑記

中国は急速な自由化政策と、国をあげての道路、鉄道、モニュメント設置などの公共事業が、ハイピッチで行われている。国土が"国有地"なのは、共産圏ならではないでしょうか。

上海は国際都市としても有名だけあって、自動車も多く交通量が激しい。国産車は、フォルクスワーゲンのサンタナと言う車種(ゴルフのセダン版)で、日本車は高級車に位置しているが、街中ではそこそこ見かけた。自家用車の価格は、国産車でも約450万円(日本円)なので、日本の感覚では二世帯注文住宅を購入することに匹敵する。ちなみに、自転車は約3,000円から1万円程度と言うので、それでも資産価値は高い。上海こそ信号機を普通に見かけたが、杭州ではほとんど信号機が無かった。ただし道路は無駄に広い。タクシーは街中を約80から90キロで飛ばして行き、人への配慮や優先など無い。早い者勝ちなのだそうだ。

上海では、上海日航ホテルに宿泊したが、ホテルの前では子供を連れた母親が、恵んでくれとせがんできた。その中の一人に、10人民元ほど(約130円程度)差し出してからしばらく歩くと、後ろから別の三人が走ってきた。どうやら、先ほどの婦人に聞いてきたらしい。

街中では掃除人が、"ちり取り"と"ほうき"で一日中掃除をしている。その横を掃除人がまるで見えないかのように、みかんの皮を道路にポーンと投げている人がいる。急速な高度成長で貧富の差が激く、ちゃんと棲み分けができているのだそうだ。また、整然とした秩序と言ったものもまだ生まれていないようだ。

それと、中国の現地の方は、ほとんどの方が英語が話せない。「Can You Speak Japanese?」が通じなかったのには、愕然とした。

海外から帰ってきた数日は、「ようし、××語をがんばって勉強するぞ!」と毎回懲りずに思っているが..。今回はと言うと、「中国語(広東語)」を勉強して今度は通訳なしで会話できるようにするぞ、と思い込んでいたのは、成田空港に飛行機が着くまでの、非常にはかない志でした。

wrote by Satoshi Ohtani : 2002年10月27日 00:00

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