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2005年4月 1日 (金曜日)

舟越桂がお気に入り - 3.お気に入り

舟越桂は1951年盛岡市生まれの具象彫刻家で、父は石彫の第一人者の船越保武氏です。彼は楠を素材とした木彫半身像、眼に大理石を使うことで有名です。皆様の中には資生堂のCMにも登場したことで、記憶に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも日本の仏像のほとんどが檜であるにもかかわらず、楠の木彫を始めたのは、1977年東京芸術大学大学院美術研究科に在籍していた際に、函館トラピスト修道院に聖母子像(全長2m30cm)の制作を依頼それたことがきっかけのようです。ちなみに私は、その2年後に当たる1979年制作の逗子カトリック教会の聖母子像(全長1m74cm)の方がお気に入りです。
彼の作品の魅力は高度な技術と芸術の融合であり、洗練されたフォルムや繊細なライン、それでいてどこか素朴さの残る作品が非常に魅力的です。また、木彫で有名な彼は、版画や挿画でも活躍していますので、そちらの作品も注目して見てはいかがでしょうか。

wrote by Satoshi Ohtani : 2005年4月 1日 12:36

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